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OUCでは専門のデザインチームを
社内に有しています

OUC PEOPLE
OUCスタッフ
藪上 昌昭
PROFILE

藪上 昌昭

デザイナー

ドメスティックのセレクトショップでデザイナー&パタンナーとして活動。その後、ユニフォーム製造メーカーへ転身し、2018年よりOUCに参加。「スポーツウェアメーカーやファッションブランドがユニフォーム作りを行いはじめた今だからこそ、ユニフォーム専業メーカーである我々ならではの強みを発揮できると考えています」

東京の服飾発祥の地である岩本町で2018年に開設したOUCデザインラボ。同所ではデザイナーの藪上とパタンナーの木谷の2名が在勤し、ファッショナブルで機能性に優れたユニフォームを作るために切磋琢磨し知恵を絞っています。

藪上 昌昭

(左) サンプルとして製作したツナギのトワルチェック中。従来のユニフォームづくりに囚われない斬新なデザインが藪上の持ち味です。
(右上) 藪上が描いたデザインラフの一例。完成時のイメージがしやすいとクライアント様からも好評です。「必要に応じて複数の異なるデザインや何十というカラーバリエーションを制作することもありますし、イメージ資料を添付することもあります」と藪上
(右下) 必要に応じて、デザインイメージにマッチした生地やパーツの選定もおこないます。

制約の多い業界だからこそ
全く新しい一着を創りたい

東京オフィス開設に前後してOUCに参加することとなった藪上昌昭。ユニフォームデザインの分野では7年を超えるキャリアを持ち、コレクションブランドのデザイナーとともにモノづくりを行った経験も有しています。

「ユニフォームといえば『硬くて着心地が良くない』や『機能性のために見た目は後回し』というイメージが強いと思います。しかし『頑丈なのに着心地がよく、機能に優れていても見た目が良い』という一見二律背反する要素をひとつにまとめるのが、デザインの力だと思っています。

僕はもともとアパレルの世界にいて、きらびやかな現場も見て来ましたが作家性だけを追い求める業界に疑問を持ち、ユニフォームの世界に飛び込みました。実際にユニフォームのデザインではデザイナーひとりのエゴを発揮するのではなく、クライアントのニーズを読み取りながらデザインをしていくことが必要です。

クライアントから生産背景まで一緒になってモノづくりをおこなうことは、ある意味で本当のクリエイティブが求められると感じています。なぜなら、カッコいいユニフォームが欲しいと思うお客様と一緒になって熱量を持って取り組めた時に、自分ひとりでは思いつかなかったアイデアも生まれるからです。

その瞬間は『この仕事をやっていて良かった』と実感します」ユニフォームという規制や条件のあるプロダクトだからこそ、自由な発想を楽しむ余地がある、と語る藪上。その想いこそが、旧来のユニフォームには縛られないOUCのクリエイティビティの源です。

藪上 昌昭 デザインの画像

(01) MST ORDER UNIFORM COMPANYのために制作。レンチやナットを配したモノグラム生地も藪上のアイデアです。
(02) CMT 様用に制作。「インパクト重視& 運送業という業種を踏まえ、スポーティーに仕上げました。
(03) 女性の塗装職人というコンセプトのもと制作したツナギはスタイルサンプルでもご覧いただけます。
(04,05) 人の森様向けに提案した防寒ブルゾンではカラー違いはもちろん男女でデザイン画を描き分け、イメージがつきやすいように配慮しています。

木谷 祐介
PROFILE

木谷 祐介

パタンナー

高校時代からファッション業界を目指しアパレルメーカーに就職。コレクションブランドやドメスティックブランドのパタンナーとして経験を積み、2018 年から新たな戦力としてOUCに参加をしました。「カジュアルからハイブランドまで経験したことをユニフォーム製作に活かしたいと思っています」

デザイナーの描いたイメージを型紙という形で具体的な服の形に落とし込むのが、パタンナーの役割です。高度な専門知識が必要とされるため、ファッションブランドも外部発注することの多い工程ですが、OUCでは専任のパタンナーが在籍しています。

木谷 祐介 パターンの画像
木谷 祐介 パターンの画像

こちらが現在製作中の型紙の一部。随所にスーツなどで使用されるパターンを取り入れているのもOUCならではです。「サイズ展開も単純に拡大するのではなく、それぞれのサイズに合わせて着丈や身幅を微調整しています」

パターンを通して
ユニフォームの価値を高めたい

服作りの核心部が型紙の製作。ミリ単位で着心地やシルエットに大きな差が出るため高度な専門知識が要求されることもあって、服飾業界では30代のパタンナーですら若手扱いされるほど。その厳しい業界のなかで経験を積んで来たのが木谷です。

「ユニフォームには機能性や動きやすさが必要なので、型紙の製作も非常に特殊です。特に一般的には『作業服はダボっと大きめに着たほうが快適』という固定概念が強いので、僕らはそれをなんとかして壊したい。

そのためにデザイナーの藪上が描いたイメージを服として再現しつつ作業服としての機能性を満たすために脇の下にマチやゆとりを加えたりと、型紙の制作にも工夫を凝らしています。現場で働く人は背筋が発達しており、手を上に挙げる動作も多いのでアームホールなども設定し直すこともあるんです」

また、木谷の強みが縫製も行えること。実際に仕様が決定した生地を用いて仮縫いをすることで生地の厚みや特性に合わせた型紙の調整を行い、より着心地に優れつつ美しいシルエットの実現が可能になっています。

「正直なところ、ユニフォーム業界でここまでこだわって作っているところは他に無いと思います。オーダーユニフォームの場合はお客様のリクエストや業種に合わせてまったくのゼロから型紙を作る必要があります。だからこそ面白いし、やりがいを感じますね」

木谷 祐介
木谷 祐介

(左) 木谷と藪上の間で密に連携を取りつつサンプルを仕上げます。「デザイナーの世界観に合わせて自分が作る型紙も変わってきました」とのこと。
(右) 仮縫いも担当します。「実際の生地で仮縫いするのはコストがかかりますが、品質のためには重要です」

藤田 洋介
PROFILE

藤田 洋介

グラフィックデザイナー

大学でプロダクトデザインを学んだ後、テキスタイルメーカーでデザイン業務を担当。その後、デザイン事務所に所属し、2017年に原田株式会社に入社。OUCの立ち上げにあたり、デザイン全般を手がける。「オーダーいただいた要望に対して、自分のアイデアをプラスアルファで提案し、その結果、お客様に喜んでいただけるのが醍醐味です」

OUCでは、デザイナー、パタンナー、生産管理からなるデザインチームを社内に有しています。グラフィックデザインを主に担当する藤田洋介は、豊富な経験を生かして、企業ロゴからユニフォームまで幅広くデザインを手がけています。

藤田 洋介

クライアントの要望と現場が求める機能を120%満たしたデザイン

ユニフォームに機能性は欠かせません。同時に、個性を主張して企業のイメージアップを図るためにはデザインも重要になってきます。機能性とデザイン性を両立させたユニフォームを作ることが、OUCの使命。OUCの立ち上げ時からグラフィックデザイナーとして腕をふるう藤田洋介は、そのために日々、試行錯誤を繰り返しています。

「元々、プロダクトデザインからデザインの道に進んだため、ユニフォームも機能を持ったプロダクトのひとつとして捉えることができる点が、私の強みだと思っています。間違いなくカッコいいデザインを生み出す自信はありますが、独りよがりになってはいけない。あくまでお客様の要望を叶え、現場で機能を発揮できることを意識しながら、常にデザインに取り組んでいます」

お客様の業種や求めるものによって、望まれるデザインもさまざま。営業担当が用意したヒアリングシートをもとに、妥協することなくデザインを考え抜きます。

「基本的にデザインはゼロベースでアイデアを出し、複数の型をご提案します。そこからブラッシュアップしていくのですが、長い時は1年近く時間をかけることもあります。完成までは一人のデザイナーが責任を持って担当します。お客様によってはコーポレートカラーやロゴが決まってないこともあります。

その場合は、弊社でそれらを作成し、トータルでブランディングも手がけます。今後もお客様と密に接しながら、OUCだからできることを打ち出していきたいですね」

藤田 洋介 グラフィックデザインの画像
藤田 洋介 グラフィックデザインの画像

(左) OUCでは企業ロゴのデザインも行います。会社の経営理念やビジョンを共有し、そこからコーポレートカラーを導き出し、意味や想いを込めたロゴへと落とし込みます。このように、OUCは、ユニフォーム製作だけでなく、全体的なブランディングを手がけることで、企業価値を高めていきます。
(右) OUC のロゴをベースにしたエンブレムデザインの製作例。ひとつのロゴで多数のバリエーションを展開できるため、好みに合ったものを採用していただけます。スタイリッシュなエンブレムは、ワッペンとしてユニフォームにあしらった時に、ひと際、存在感を放ちます。

藤田 洋介 グラフィックデザインの画像
藤田 洋介 グラフィックデザインの画像

(左) お客様からヒアリングした要望をもとに、機能性を考慮しつつユニフォームをデザインします。無難なデザインから奇抜なデザインまでオーダーの幅は広く、それをベストなバランスに落とし込むために、試行錯誤を繰り返します。また、服飾デザイン専用の3Dソフトを導入したことで、より具体的にイメージしやすいデザインラフの提出が可能になりました。
(右) プロダクトデザインやグラフィックデザインの経験も有する藤田。OUCやOUCから派生したロゴデザインも藤田がおこないました。

大村 健太
PROFILE

大村 健太

コンサルパートナー

営業部次長兼営業2 課課長を務めるコンサルパートナー。飲食業、大手IT 企業の営業を経て、原田株式会社に入社。OUCの立ち上げに携わる。「目先の3年後、5年後の幸せではなく、30年後、50年後の作業服を着用する人々の幸せのために感動してもらい、信頼していただきたい。その決意のもと他社にはできない提案をしていきたいと思います」

OUCの立ち上げ時から営業として全国を拠点に奔走してきた大村健太。「日本の作業服業界を変えたい。新しいユニフォームの時代が来る。それがOUC革命です」そんな高い志とビジョンのもと戦っていきたいと語ります。

大村 健太

ビジョンを共有して仲間になることそれがユニフォーム作りの第一歩

「『お客様と仲間に真心と情熱を〜その先にある信頼と感動を作るために』。これは弊社の経営理念です。そして私の仕事においてマインドの基盤です。ユニフォーム作りはお客様とモノづくりの仲間とがビジョンを掲げ互いに共鳴するところから始まります。そして一緒に問題点や潜在的ニーズを探り出し、ユニフォームに反映させていきます。

既製品ではないため具体的なヴィジュアルイメージもありません。いわば”目に見えないもの“を買っていただくため、何より信頼していただくことが大切です。製作期間を経て想いが形になったユニフォームをお客様が手にしたとき、必ず感動が生まれるという信念で取り組み、その実績を積むことで同志が増えること。OUCの魅力を伝え続けることが私の原動力となっています」

藤井 三大郎
PROFILE

藤井 三大郎

コンサルパートナー

東京オフィスのコンサルパートナー。工科大学を卒業後、前職では建築現場で監督を務めるなど現場への知見も有する。「作業服専門店のワークフィッターでの店長経験もあるため、職人のニーズも把握しているつもりです。また、ユニフォーム製作後もお客様のご要望に応じて、リクルート対策のご提案などもおこなっています」

OUC東京オフィスの専任として関東以北を拠点とするクライアント様を中心にコンサルパートナーを務める藤井三大郎。ファッションやトレンドにも敏感な首都圏のクライアント様が想像する以上の出来栄えになるよう、日夜奔走をしています。

藤井 三大郎

一緒にユニフォーム作りを楽しみながら会社を良くするお手伝いがしたい

「多くのお客様はまだユニフォームを発注するかどうか決めかねている状態でご連絡してくださいます。ですので、初回訪問の際はまずお客様のリクエストや課題を伺いつつ、我々ができることについて理解してもらう事を重視しています。

幸い総務部や社長様など、会社全体と将来を見据えた立場の方から直々にご連絡をいただくこともあります。そのため単なる御用伺いになるのではなく、常にこちらからも提案できるように心がけています。

オーダーメイドのユニフォームはこだわるほど良いものができますし、そのためには打ち合わせの時間が必要です。一緒にユニフォームを作ることが楽しいのはもちろん、会社の課題解決に関するご提案も含めて『藤井と一緒にいる時間が有意義だ』と思ってもらえるように努力しています」

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